ビル・ヴィオラ『はつゆめ』@森美術館

yut-iida2006-12-03


クロッシング》(1996)、《ミレニアムの5天使》(2001)、《ラフト/漂流》(2004)といった大作に瞠目した一方、しかしむしろ、《キャサリンの部屋》(2001)の静寂美に目を奪われた。およそ2時間で一巡。美術館でビデオアートを鑑賞するのは忍耐を要する、というのはよく言われることで、この日もたしかにそれを痛感したのだったが、良質な映画を立ち見で鑑賞したかのような心地よい疲労。関連商品を買おうと思ったものの、財布の中身が寂しかったので見送ったのだが・・・カタログはamazonで買えるものの、DVDはどれも扱ってないんだなあ・・・。