友だちの個展ふたつ

yut-iida2006-10-21

  • 坪井あや『Study #002(イメージと重力)』@谷中ホテル。自宅兼アトリエを使った習作の展示。金曜日、本郷に行く前に立ち寄った。写真と木切れを使ったインスタレーション。作品以外にお金を一切使わず、習作を立て続けに展示するというのは、一見お手軽なことのようでいて、なかなか簡単にできることではない。いつものようにリビングでくつろいでしまい、ゼミに遅刻。
  • 海老原靖『NOISE』@銀座フタバ画廊。土曜日、久しぶりに国会図書館で丸一日過ごしたあと、銀座まで足をのばした。盛況。これが初個展だということだが、彼の作品はグループ展などで数えきれないほど観ているので、にわかには信じられない。 マコーレー・カルキンをはじめ、5、6人の映画俳優のクローズアップを描いた大小の絵画が20点ほど。ビデオを一時停止させた静止画をモチーフとしていて、走査線による歪み(=”NOISE”)が描かれている。ハリウッドの華やかさとは対照的に、私生活が不幸になった人物がモチーフとして「はまる」らしい。