3月中旬の主な出来事

近所のパチンコ屋のインターネット・サービスを使って更新。かつてはデパートだった建物を改装したパチンコ屋なので、喫茶室がとても広々としていて、仕事をするには喫茶店よりも気兼ねなく、けっこう快適。かなりうるさいけど、気分転換に出かけるにはちょうどよい。

  • 恵比寿の居酒屋で『ヤンキー文化論序説』の打ち上げ。編者の五十嵐太郎さんをはじめ、暮沢剛巳さん、速水健朗さん森田真功さん磯部涼さん、南後由和さんたちとお会いした。本書のまえがきで五十嵐さんが、「今回の執筆者は必ずしもヤンキー体質ではな」く、「彼らを分析するまなざしに、オリエンタリズム的なフィルターが介入しているかもしれない」と書いているように、誰ひとり(たぶん)ヤンキーだった過去を持っていないどころか、これまで「ヤンキー的なもの」と距離を置いて生きてきた人たちの集まり。磯部さんとは(とくにグラフィティの調査に関係して)共通の知人がたくさんいたので、この日までお会いする機会がなかったのが不思議なくらい。速水さんの『ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち』には学ぶことが多く、授業でも講読していた(学生にも好評だった)こともあって、お会いできて光栄だった。
  • 客員教授の伊藤三郎先生(元朝日新聞記者)と中村清次先生(元NHKディレクター)と一緒に、日本記者クラブへ。伊藤先生と中村先生は今年度、隔週で福山にいらっしゃっていたので、互いに顔を合わせる機会がなかったこともあって、東京で飲み会をしましょうという僕の提案にのって下さったのだった。記者クラブの上階にある「アラスカ」で優雅に食事。僕がお誘いしたにも関わらず、中村先生がご馳走して下さった。ありがとうございます。新年度は東京にいる卒業生を集めて、ここで飲み会をしたい。
  • 3月中旬は会議漬け。全学教授会、学部教授会、学科会議など。退職される先生方の送別会が、全学的には送別昼食会というのがあったほか、学部では尾道の千光寺山荘で酒宴。
  • 高校のときに通っていた塾の卒業祝賀会に顔を出した。塾の後輩のなかには福山大学の学生もいて、こういうところで会うのは気恥ずかしい。


ヤンキー文化論序説

ヤンキー文化論序説

ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち

ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち