珍しいキノコ舞踊団×plaplax「The Rainy Table」@YCAM(山口情報芸術センター)

3月1日(日)の昼公演+アフタートーク

珍しいキノコ舞踊団は、これまで何度も観る機会を逃していて、これが初めての鑑賞。Buffalo Daughterのファンとしては、大野由美子さんが音楽担当というのはうれしい。

plaplaxとの恊働の舞台は、デバイスや映像にパフォーマーが動きを合わせるのではなく、人の動きをモニタリングして即時的に映像が生成される。メディアアートを取り入れた舞台といえば、たいてい無機質で前衛的なものになりがちだけど、plaplaxの仕掛けは、アフタートークで「種明かし」をきくまで気づかなかった人もいたくらい、あくまで控えめ。これまでにもありそうでいて、意外と無かったかもしれない趣向。

情報学環SFCの関係者など、plaplaxの筧康明さんの友だちが、前日から1泊2日の山口旅行をしていて、その締めくくりがこの公演。水越ゼミの阿部純さんに誘われたのだけれど、前日は上記のようなスケジュールだったので、公演だけに合流したのだった。他に寄り道する余裕なし。山口は近いとはいえ、日帰りというのはちょっと物足りない。