鞆の浦の雛祭り/栗山宗大さん結婚式

yut-iida2009-03-24


2月28日(土)、「鞆・町並ひな祭り」が開催中の鞆の浦へ。この時期、町内の古民家やお寺の軒先などに、さまざまな雛人形が飾られている。ポニョ+架橋問題で注目が高まってることもあって、例年よりも報道が多いので、ご存知の方も多いのではないかと思う。この日に鞆を訪れたのは、脚本家の栗山宗大さんの結婚式に出席するため。ご夫婦とも関東ご出身なのだけれど、縁あって鞆の浦で知り合って交際が始まり、以後お二人とも、この土地と濃密な交流がある(その過程で僕も知り合ったのだった)。関東在住の友人たちが1泊2日の結婚式ツアーを企画し、それに僕も乗っかったのだった。

午後、沼名前神社で挙式。写真は「アイヤー節」という演舞で、この土地の慶事に欠かせない伝統的な行事とのこと。神社での結婚式に参加するのは初めてで、霊験あらたかな心持ちになった。

夜のパーティまで2時間ほど自由時間があったので、ひとりで少しだけ町を歩いたあと、港を一望できる丘の上のカフェで休憩。この日は栗山さんたちの映画制作会社「FireWorks」のスタッフの方がドキュメンタリーの撮影をしており、僕のインタビューを撮りたいという電話を頂いたため、少し早めにパーティ会場へ。夕暮れ時の海を背に(苦笑)、とりとめなく話をしたのだけれど、いったいどうなるのだろう??

パーティ会場は銀河学院という学校の研修施設。箸と取り皿、スリッパ持参で、パーティというよりもレクリエーションという趣き。栗山さんの相棒である林弘樹監督をはじめ、多くの方とお話しできて楽しかった。

しおりに持参物が書いてあったのだけど、うっかり取り皿を忘れてきてしまい、向かいの席のカワムラさんに分けていただいた。ありがとうございました。

県内の方の多くはパーティ終了後に帰宅したのだけれど、僕は関東組と一緒に、静観寺というお寺に宿泊。ご住職のご厚意で泊めていただけることになったそう。深夜まで小声で歓談したあと、本堂と離れに分かれて雑魚寝。本堂はたくさんの雛人形が飾られていて、夜はちょっと怖い。

翌日もツアーは続いたのだけれど、僕は山口に行く用事があったので早朝に離脱。日の出前にこっそりお寺を出て、午前6時の福山駅行バスに乗車。