南海放送(RNB)「マホラマ。」(日本民間放送連盟メディアリテラシー実践プロジェクト)が大詰め

yut-iida2008-12-25


クリスマスイブは客員教授の水越敏行先生を囲んで食事会。集中講義で今週、福山にご滞在。

12月13日(土)、20日(日)は2週連続で南海放送のワークショップ。

1週目は前日に松山入り。午前中に大学に出勤し、夕方に松山駅に着いて南海放送に直行して打ち合わせの予定だったのだが、大学での仕事がキャンセルになったため、ずいぶん早く到着。ホテルにチェックインもできない時刻だったので、しばらく道後を散策していたら、雰囲気が抜群によい町家カフェを見つけた。落ち着いて仕事をするには最適で、翌日も朝食を兼ねて再訪。

ワークショップは午前中、これまでの活動の振り返り。この日は松本直幸アナウンサーが参加して下さり、高校生が取材してきた動画に対してコメントを頂いた。午後は1月11日(日)に放送する総括番組の番宣づくり。高校生たちはグループごとにスタジオにこもり、7時近くまで収録に没頭。大学生が連携してしっかりサポートしてくれて、高校生と一緒に頑張ってくれた甲斐があって、すぐにオンエアできるものが仕上がった。これまでで最も理想的な雰囲気でワークショップは進み、クライマックスに向けてしっかりと動き出した感。くわしくはこちら。

  http://blog.rnb.co.jp/young/?p=307

このブログでも紹介されてるけれど、ライブラリーの音源を検索→ダウンロード→加工・編集という一連の流れが、すべて1台のコンピュータ上で可能なことに感嘆。楽曲の使用が一括管理されてるので、現場では著作権処理を意識する必要がまったくない。このタイミングで高校生に著作権の説明をするべきだったのだけど、透明化されているので見過ごしてしまった。

2週目は日帰りで慌ただしい訪問。年明けの総括番組は1時間の生放送で、高校生たちが番組内でこれまでの活動を報告するので、この日はそのための準備作業。午前中は生放送の雰囲気を体験するためにスタジオ見学。『木藤たかおのラジオ本町一丁目一番地』というワイド番組にお邪魔し、高校生3名とディレクターのA子さんが生出演。午後は高校生たちがグループに分かれて台本づくり。今回も大学生がしっかりと貼り付いてサポートしてくれて、僕は手持ち無沙汰になるくらいだった。くわしくはこちら。

  http://blog.rnb.co.jp/young/?p=351

総括番組は1月11日(日)の12:00〜13:00。『みんな集まれ!マホラマ。ー高校生とラジオを考える・メディアリテラシー活動報告会』

日曜の深夜に放送されている『1116 Night School 第一マホラマ。学園』のなかで、高校生たちの活動が毎週紹介されているわけだけど、総括番組はその総集編であると同時に、サブタイトルが表しているように、民放連メディアリテラシー実践プロジェクトの一環として活動を始めるにいたった経緯、これまでの成果、今後の課題や展望を盛り込まなければならない。僕が話すところの台本をしっかり考えなければ・・・。