岡山放送メディアリテラシー実践プロジェクト(OHK High School TV Camp)の最終合評会

今週は風邪をこじらせてしまい、授業をこなすのが精一杯の状態が続き、ようやく今日、2週間ぶりのオフ。その間にブログに記すべきことがいろいろとあったのだけど、すっかり機を逸してしまった。

9月15日(月)、岡山放送が取り組んでいる日本民間放送連盟メディアリテラシー実践プロジェクト(OHK High School TV Camp)の最終合評会。水越伸さん東京大学)、土屋祐子さん(広島経済大学)、駒谷真美さん(昭和女子大学)とともに参加。

   http://www.ohk.co.jp/highschool/index.html

このプロジェクトは、既に何度も言及している通り、岡山の高校生と香川の高校生が、ワークショップを通じて交流をしながら、映像制作をおこなうというもので、夏休みに活動は一区切り。プロジェクトの様子は、お昼の情報番組(温★時間)や夕方の報道番組(リアルタイム)でたびたび取り上げられ、8月末には作品のダイジェスト版がオンエアされるとともに、高校生たちが番組に生出演をしていた。オンエアされた番組のDVDを事前に拝見したが、プロジェクトの趣旨がしっかりと分かりやすく伝えられていて、いくつか気になる箇所もあったけれど、かなりいい仕上がりだった。

この日の合評会は、いわばプロジェクトの「卒業式」で、高校生の通う学校の先生や保護者の方も来て下さった。合評会の前半は、若手局員のみなさんの司会のもと、高校生たちの映像作品を上映するとともに、それぞれの企画意図を発表してもらい、意見交換をおこなった。後半は土屋さんと僕が進行を引き受け、これまでの活動全体を振り返るとともに、岡山放送がこの実践を今後どのように活かしていけるかを議論。かつての実施局である中国放送の三宅恭次さん(元取締役)も駆けつけて下さり、局の方々を激励するコメントをして下さった。感謝。

合評会の様子は夕方のリアルタイムのなかで、ストレートニュースとしていい感じに流れていた。もっとも、僕たちの進行は決して満足のいくものではなかったし、活動のなかで積み残したことが、会合を通じて浮き彫りになったことも事実。これまでの課題とこれからの展望については、これからまとめていくことになると思うけれど・・・ひとまず関係者のみなさん、お疲れさまでした。