「MELL EXPO 2008」の開催と出展のご案内

 みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

 すでに、公開研究会のご案内の中で「予告」させていただいておりますように、メル・プラッツでは来る4月26日から27日、内外からメディア表現やリテラシーの実践と研究が「集結」するイベントを企画しています。

 題して「MELL EXPO(メル・エキスポ)」!

 本日は、みなさまへの「出展」のお願いと開催のご案内をいたします。

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       MELL EXPO (メル・エキスポ)2008

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□日時 :2008年4月26日(土)〜27日(日)

□会場 :東京大学大学院情報学環福武ホール・福武ラーニングシアター

      ※地下鉄丸の内線・大江戸線[本郷三丁目駅]から徒歩6分

      ※地下鉄南北線[東大前駅]から徒歩8分

      ※赤門左脇、 3月26日落成の新しい建物のほぼ全館をつかっておこないます。

      ※詳細なプログラム、タイムテーブル等は、追ってご案内いたします。

□参加費: 2000円(パビリオン出展する場合は別途 出展料1000円)


 ようこそ! ここメル・プラッツは、メディア表現とリテラシーについて、ともに語り合う「広場」として生まれました――というご挨拶とともに、活動をはじめて8か月。メル・プラッツはこれまで、東京、京都、福岡で計6回の公開研究会を開催し、 Webサイトでメディア表現、リテラシーに関するイベント紹介などをすることで、徐々に交流の場を拡げてきました。

 こうした活動を通じて確信を得たことは、全国、そして世界さまざまな場所に仲間がいるということ。そして…そうであるならば、もっとたくさん、いっぺんに出会いたい。そうした思いが強くなってきました。

 そこで、メル・プラッツはその2年度目に向かうにあたって、二日間まるまるメディア表現とリテラシーの問題にどっぷりひたって、みなさんとともに考えるイベントを開催いたします――それが「MELL EXPO 2008」です!

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★「MELL EXPO 2008」は、二つの柱で展開されます。


 「エキスポ」というと、昔懐かしい大阪万博や、近くは2005年の愛・地球博が思い出されますね。いずれも「お祭り広場」と、各種パビリオンで構成されていました。今回の「MELL EXPO 2008」は、規模こそちがいますがそれになぞらえて、二つを柱に据えました。


● パビリオン

 さすがに屋内なので、特別に建てることはできませんが…テーマ別にスペースを設け、国内外の様々な実践・研究事例の展示・プレゼンテーションをおこないます。また、出展者間の交流の場も設けます。


● お祭り広場

 福武ラーニングシアターに、海外からメディア表現、リテラシーの実践者、研究者をお招きし、講演とパネルディスカッションをおこないます。招待者はイギリスBBC『キャプチャー・ウェールズ』プロジェクトのギャレス・モーレス(Gareth Morlais)さん、タイ・チュラロンコン大学オーラン・ウォンバンデュ(Olarn Wongbandue)さん、台湾政治大学のソフィア・ウー(Sophia Wu)さんほかを予定しています。


□参加のお申し込みは メル・プラッツ事務局 まで

 お名前、所属、参加日(26のみ、27のみ、両日)、連絡先アドレスをお知らせください。事務局より受付確認の連絡をいたします。

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★ パビリオンの出展を募集いたします

 「私はこんなことをやっている」「こうしたアイデアをぜひ紹介したい」という方、ぜひ出展してください。メル・エキスポでは、次の5つ(+α)のゾーンを設けて、出展してくださる個人やグループを募集します。


a) スペースは、中規模の教室やロビーなど、会場の数か所に点在するかたちで設けます。

b) 内容は、ポスターセッションやミニ・パフォーマンス、ミニ上映、ミニ・プレゼンテーションなど。

c) 4月26日午前中に設営、12:00開始、27日夕方閉幕・撤収を予定。

d) 出展料として展示ボード等の材料費(1000円程度)をいただきます。


※上記は現段階(3月9日)の予定です。変更・追加の都度お知らせいたします。


 具体的な実践・プロジェクト・研究・カリキュラムなどの事例の内容を、事務局までお知らせください。内容を事務局にて検討させていただいた上で、ご連絡さしあげます。

 また、事務局の方からあらかじめ出展をお願いする場合もございますので、その場合はぜひご協力をお願いいたします。
 

□出展のお問い合わせは メル・プラッツ事務局 まで。

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★ 現在予定している5つ(+α)のゾーン


1)「マスメディアと市民の回路」〜マスがコミュニケーションする時代〜

テレビ局、新聞社などの「マスメディア」のメディア・リテラシーの取り組みを紹介していきます。

ex. 民放連プロジェクトの実施局事例や、新しく東京大学情報学環テレビ朝日が始めた「ろっぽんプロジェクト」など。


2)「グラスルーツ・コミュニケーション」〜市民・オルタナティブ・コミュニティ〜

地域メディアや様々なコミュニティによるメディア表現のプロジェクトを紹介していきます。

ex. 大学とCATVの連携プロジェクト事例や、メル・プロジェクトから生み出された「ローカルの不思議」など。


3)「コミュニケーションの快楽」〜ハック・ポップ・エッジ〜

ポピュラー文化とメディア・リテラシーの関係を問うさまざまな実践や研究事例を紹介していきます。

ex. ケータイ、アニメ、異文化交流などの実践や、「d'CATCHプロジェクト」の最新報告など。


4)「学校教育と社会教育」〜メディアと教育〜

小・中・高・大、それぞれの教育現場ではメディア・リテラシーについて何が行われているか、また学校の外の生活環境ではどのような学びの場が作られているか紹介します。

ex.カリキュラム紹介や「子ども文化コミュニティ」の実践報告など。


5)「メディアリテラシーの道具箱」〜ヒト、モノ、場所、カネ〜

メディア・リテラシーを実践的に行っていくために必要なものは? 役に立つアイディアは? 

ex.すぐに役立つ「人材バンク」「助成金一覧」「ワークショップツール」の紹介、パブリックスペースの活用事例など。


6)その他

皆さまからの公募から、新しく浮かび上がったテーマ、及び、これまでのメル・プラッツの活動紹介など……詳細は未定です。ご期待ください。

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■本日は「MELL EXPO 2008」の第一報をお届けしました。これからも、プログラム等、詳細の企画が決まるごとに、順次ご案内を申し上げます。


■ 3月28日(金)17:00〜20:00、第七回公開研究会「メディア・エクスプリモの挑戦:学環えんがわワークショップから考える」を開催します。


くわしくは、メル・プラッツWebサイト(http://www.mellplatz.com/)の情報をご覧ください。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


メル・プラッツ 2007年度オーガナイザー(事務局) 水島久光(東海大学
        2008年度オーガナイザー(事務局) 北村順生(新潟大学


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メル・プラッツは、以下の運営メンバーによって運営されます。

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□メル・プラッツ全般に関するお問い合わせ・電子メール送り先:
                メル・プラッツ事務局<2007@mellplatz.com>