ナムジュン・パイク追悼展@ワタリウム美術館

yut-iida2006-08-16


神宮花火大会の日とは知らず、外苑前の大混雑に巻き込まれて面食らった。

久しぶりのワタリウム美術館。チケットを買おうとしたら、知り合いが受付にいて驚く。ここで今年から働いているらしい。

テレビの筐体の中に1本の蝋燭を置いた『キャンドルTV』(1980年)の美しさに魅了され、『ケージの森/森の啓示』(1993年)の雄大さに圧倒されたが、追悼展ということで、パイクその人の生涯を偲ぶ会場の雰囲気も手伝って、これまでに一度も観たことがなかったキュートなドローイングの数々が、彼のユーモラスな人柄を端的に表しているようで、もっとも印象に残った。

忘れずにパンフレットも購入。600円で限定500部とのことだったので、てっきりもう売り切れているかと思っていたが、手に入って良かった。『NEWS23』出演時の映像などを観る時間はなかったので、もう一度くらい訪ねることにしたい。