第13回MELL platz公開研究会

どうぞよろしくお願いします。今回はどうしても参加したいテーマなのですが・・・。

梅雨が近くなってきました。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

2009年度二回目の公開研究会は、6月27日(土)に東京で、ケータイをテーマにして開催します。また三回目の公開研究会は、7月31日(金)に大阪で、日本民間放送連盟と共催で行う予定です。

どうぞお誘い合わせのうえお運び下さい。

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    第13回メル・プラッツ公開研究会

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□日時 :2009年6月27日(土)14時〜18時

□会場 :東京大学本郷キャンパス工学部新二号館9階93b

         http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_18_j.html

         ※地下鉄丸の内線・大江戸線[本郷三丁目駅]から徒歩8分

         ※地下鉄南北線[東大前駅]から徒歩8分

□参加費:500円 

□テーマ:「ところ変われば品変わる!:ケータイの比較文化論」

     Different Places, Different Customs ! :

       Comparative Cultural Studies on Mobile Media


日本のケータイは今、高度情報技術や付加価値サービスの進展と使用禁止やマイナスイメージのあいだで引き裂かれたような、矛盾した社会的イメージをはらみつつあります。そのイメージに、行政、電話会社、メーカー、利用者としての市民、学校関係者、メディア関係者など、あらゆる人々が翻弄され、なかなかうまい見通しを持てずにいるといえます。

それでは他の国や地域ではどうなのでしょうか。

欧米やアジアのケータイ先進国でもまた、ケータイに対して同じような矛盾した社会的イメージがあるのでしょうか。学校ではケータイは禁止されているのでしょうか。一日何通くらいのメールのやりとりをしているのでしょうか。待ち受け画面にどんな画像を設定するのでしょうか。

日本のケータイがひとつの特殊な事例にすぎないことを忘れて、私たちはその中で煮詰まっているのが現状です。


ところ変われば品変わる!

同じ情報技術でも、国や地域がちがえばその社会的ありようは変わるもの。

今回はそんな観点から、東京大学情報学環水越伸研究室に世界各地から集っている研究者らとともに、ケータイの社会的なありようを比較文化論的に考えてみたいとおもいます。ミニワークショップで文化のちがいを実体験するコーナーもあります!

新しいケータイのリテラシーのゆくえ、モバイル・メディア社会のありよう、市民のメディアとしての可能性などについてみなさんと議論を深められればと思っています。


■登壇者(予定)

  ラリッサ・ヒョース(オーストラリア)Larissa HJORTH

  金ヨニ(韓国)Yonnie KIM

  ミネルバ・テラデス(カタロニア)Minerva TERRADES

  キム・ジリク(オーストラリア)Kim JIRIK

  水越伸 Shin MIZUOKSHI           ほか


※事前に申し込みは必要ありません。


今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


メル・プラッツ 2009年度オーガナイザー(事務局) 本橋春紀(BPO


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