第9回MELL platz公開研究会
急なご案内になってしまいましたが、是非ご参加下さい。
今度は僕も参加できそうです。
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第9回メル・プラッツ公開研究会
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□日時 :2008年9月20日(土)14時〜18時□会場 :東京大学本郷キャンパス工学部新二号館9階93b
□参加費:500円
□テーマ:「ネット社会とメディア・リテラシー」
インターネットやケータイなど、新たなデジタル・メディアの普及によって急速に様変わりしつつあるメディア社会。そのなかでメディア・リテラシーはどうあるべきなのでしょう。今回の公開研究会では、現代のメディア社会のなかに現れつつある新たな姿、「ネット社会」とメディア・リテラシーとの接点について考えてみたいと思います。
情報を批判的に読み解くこと、そして送り手の立場に立って表現してみること、そのための力をメディア・リテラシーと呼ぶなら、それはネット社会のなかでどのようなかたちをとるべきなのでしょう。いいかえればこれまで、とくにテレビや新聞などマスメディア中心の構図でとらえられてきたメディア・リテラシーの考え方は、ネット社会のなかでどこまで有効なのでしょう。たとえばそこでは情報を読み解くどころか、「深読み」や「裏読み」の技術がさかんに競い合われているのが現状です。また、送り手の立場から情報を発信することはもはや特別なことではありません。
一方で昨今、「ネットいじめ」や「学校裏サイト」など、ネット社会の負の側面の出来事がにわかに社会問題化してきています。そしてそれらの問題を未然に防ごうと、「アクセス規制」や「ケータイ・フィルタリング」、はては「子どもにケータイを持たせるな」という議論まで、いわゆる「ネット規制論」がにわかに幅をきかせてきています。ネット社会の拡大とともに現れつつあるそれらの問題に取り組んでいくにあたって、さらにそうした負の側面に対処するばかりでなく、その可能性の側面を創造的に伸張させていくにあたって、メディア・リテラシーには何が求められているのでしょう。
今回の公開研究会では、広くビジネスやサブカルチャーの世界でネット社会の現実と向き合い、その最前線で実践的な活動をくりひろげてこられた方々を登壇者としてお迎えし、ネット社会の「光と影」の側面を緻密に浮かび上がらせながら、そのなかでメディア・リテラシーはどうあるべきかについて、ご来場のみなさまとともに考えてみたいと思います。ネット社会のなかでメディア・リテラシーのあり方をどうデザインするかを考えるとともに、メディア・リテラシーを通じてネット社会のあり方をどうデザインするかを考えるための場にすることができれば、と思います。
<タイム・テーブル>(予定)
14:00−14:10 ご挨拶
メル・プラッツ事務局
14:10−14:50 プレゼンテーション(1)
14:50−15:30 プレゼンテーション(2)
四家正紀(株式会社カレン次世代ビジネスリサーチ室長)
15:30−15:40 休憩
15:40−16:20 プレゼンテーション(3)
伊藤昌亮(東京大学大学院;メル・プラッツ運営メンバー)
16:20−18:00 トークセッション
前田邦宏、四家正紀、伊藤昌亮
司会 古川柳子(東京大学大学院;メル・プラッツ運営メンバー)
※事前に申し込みは必要ありません。
※詳しくは、メル・プラッツWebサイト(http://www.mellplatz.com/)の情報をご覧ください。
メル・プラッツ 2008年度オーガナイザー(事務局) 北村順生(新潟大学)
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メル・プラッツは、以下の運営メンバーによって運営されます。
飯田豊/伊藤昌亮/宇治橋祐之/小川明子/加島卓/北村順生/見城武秀/駒谷真美/境真理子/坂田邦子/砂川浩慶/高宮由美子/崔銀姫/土屋祐子/鳥海希世子/長谷川一/林田真心子/古川柳子/ペク・ソンス/松井貴子/水越伸/水島久光/宮田雅子/村田麻里子/本橋春紀/山内千代子/劉雪雁(27名、アイウエオ順)