第4回MELL platz公開研究会(続報)

yut-iida2007-11-12


今週末に迫りました。どうぞよろしくお願いします。以下、続報です。

                                                                                                              • -

       第4回メル・プラッツ公開研究会

                                                                                                              • -


□日時 :2007年11月17日(土)13時〜18時

□会場 :福岡アジア美術館7階彫刻ラウンジ

       http://faam.city.fukuoka.jp/use/use_acc.html  

         ※福岡市営地下鉄・中州川端駅 6番出口より徒歩すぐ

         ※西鉄バス川端町バス停下車 徒歩すぐ      

□参加費:1000円(福岡アジア美術館入館料、研究会資料代含む)

□共催 :福岡アジア美術館NPO法人子ども文化コミュニティ

□テーマ:「ミュージアムにおけるコミュニケーション・デザイン
       〜放送とメディアリテラシー〜」


★★★公開研究会のテーマとタイムテーブルについて――水島久光★★★


今回メル・プラッツは、初めて公開研究会を東京以外の土地で開催します。

メディア表現とリテラシーについて、ともに語り合う「広場」づくりを目指す私たちにとっては、日本のあちこちで同じような問題意識を抱え、活動を繰り広げている皆さんと出会う機会を持つことは、発足以来の大事な目標でした。今回、福岡での研究会開催にご尽力いただきました皆さんにまずは心からお礼を申し上げたいと思います。

さて、今回は「メディア・リテラシーと、そこに隣接する様々な問題との関係を考えるシリーズ」の三回目。なんと「放送とメディア・リテラシー」が“ミュージアム”という場所で“出会い”ます。

私たちの生活の中で“あたりまえ”の存在になってしまった「放送」。この感覚こそがさまざまなかたちで噴出するこのメディアの問題について、考えることをじゃましているように思います。デジタル化が進む社会の中で、いま一度「放送とはどのようにして生まれ、どのような要素で構成されているのか」を問いなおす必要性はどんどん高まっています。そのために、今回は特に「実践的なアプローチ」に焦点をあてていきます。

ミュージアム”は、こうした問い――コミュニケーションをデザインするものとして思考するのに、うってつけの場所です。今回はなんと「彫刻ラウンジ」というオープンスペースをお借りしました。さらにそこで、ワークショップを通じてディスカッションを深めていきたいと考えています。参加者との対話を大事にしてきたメル・プラッツですが、今回はさらにそれに「一緒に体験すること」をプラス。そこからどんな議論が出てくるか――始まる前からわくわくします。

博多は西日本、そして東アジアの交通の拠点!ぜひ、たくさんの皆さんのご参加をお待ちしています。 

 
<タイム・テーブル>

13:00 ごあいさつ 水島久光(メル・プラッツ オーガナイザー)

13:10 第一部 パネルディスカッション「放送とメディアリテラシー

     プレゼンテータ(1):増田朋和(KTNテレビ長崎

     プレゼンテータ(2):佐藤紀子(RKB毎日放送

     コメンテータ:劉雪雁(国際通信経済研究所、
                  メルプラッツ運営メンバー)

14:40 交流タイム  

     アジアギャラリー観賞やカフェタイムをお楽しみください

15:30 第二部 ワークショップ「ムービーカード

     講師:宮原美佳(メディア・アーティスト)
        杉本達應(メディア・アーティスト)
     コメンテータ:林田真心子(元FBSアナウンサー、
                  メル・プラッツ運営メンバー)

18:00 終了予定

  • 第一部について――プレゼンテータの増田さん、佐藤さんともに「民放連メディアリテラシー・プロジェクト」に参加され、その後も放送局としての実践活動や研究を継続されています。今回はお二人のご報告から、実践を通じて送り手と受け手がともに「放送」とは何かを考えることの可能性について議論していきたいと思っています。

     http://www.mell.jp/symposium/2002/mipo-index.html

     http://mellnomoto.com/text/essay/2006/03/post_3.html

  • 第二部について――宮原さんと杉本さんが開発した「ムービーカード」は紙製カードを並べ替えるだけで誰でも編集できる画期的なツール。参加者はディスカッションを通して映像編集をし、クリエイティブな活動の面白さを知り、映像メディアの表現特性についての理解を深めます。今回は放送の送り手と受け手、研究者が共にワークショップに参加することを通じて、映像制作や映像表現の成り立ちや広がりについて考えていきます。

     http://www.moviecards.org/

  • ワークショップへの参加は、今回に限り「事前予約」が必要です。事前予約をして参加される人以外(当日飛び込みなど)は、ワークショップにはオーディエンス(観覧者)として参加するかたちになりますので、ご了承願います。


□11月公開研究会のお問い合わせ・参加申し込み先
 NPO法人子ども文化コミュニティ


詳しくは、メル・プラッツWebサイト(http://www.mellplatz.com/)の情報をご覧ください。

                                                                                                                                  • -

【今後の公開研究会の予定】

年内最後の公開研究会は京都で開催します! 近日中に詳しいご案内をお送りいたします。<12月22日(土) 会場;京都キャンパスプラザ>

年明け最初の公開研究会は、2月23日(土)の予定です。

                                                                                                                                    • -


詳しくは、メル・プラッツWebサイト(http://www.mellplatz.com/)の情報をご覧ください。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


(文責)
メル・プラッツ 初年度オーガナイザー(事務局) 水島久光(東海大学


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

※メル・プラッツは、以下の運営メンバーによって運営されます。
田豊/伊藤昌亮/宇治橋祐之/小川明子/河西由美子/北村順生/見城武秀/境真理子/坂田邦子/砂川浩慶/高宮由美子/崔銀姫/土屋祐子/鳥海希世子/長谷川一/林田真心子/古川柳子/ペク・ソンス/松井貴子水越伸/水島久光/宮田雅子/村田麻里子/本橋春紀/劉雪雁(25名、アイウエオ順) 


□お問い合わせ・電子メール送り先:
 メル・プラッツ事務局<2007 AT mellplatz.com>