中国放送(RCC)福山放送局の勉強会

月曜、僕の母校である府中高校の放送部顧問の先生にお会いし、高校生が制作したラジオドラマ作品をお預かりした。今年の2月、広島県高等学校放送文化連盟の「番組制作コンテスト」で審査員長を務めたさい、審査をした作品がバージョンアップされたもので、今回改めて、講評をさせていただいた。

金曜、先生が研究室にお見えになったので、これを3、4年生3名にも聴いてもらい、感想を述べてもらった。建設的な意見を出してくれたので、とても参考になった。それにしても、作品はMDに録音されていたのだけれど、学科が所有する音響制作室にもMDの再生機はなく、スタジオの調整室にて、音響ミキサーで再生するしかないという状況・・・。

その夜、先生に誘われて、中国放送RCC)の福山放送局で毎週おこなわれている勉強会に参加。放送部の高校生から70代の方まで、スタジオでアナウンスの練習に励んでいらっしゃるということで(この日は高校生はいなかったけれども)、その現場を見学させていただいた。福山放送局はいわゆるサテライトスタジオで、経営合理化にともない備後ローカル枠が縮小されたことによって、昔に比べて稼働率が高くない。こうしたことによって、かえって今は、ある種のコミュニティスペースとして利用されている様子が垣間見えた。まるで公民館のよう。アナウンスやナレーションばかりでなく、シナリオや地域演劇などに詳しい方々がいらっしゃるので、次回は関係しそうなゼミ生を連れて参加したい。ただ、福山駅から2kmほど離れていて、バスも近くを通らず、なおかつ丘の上にあるのが難点(去年ラジオに出演させていただいたときは、タクシーを呼んでいただいた)。徒歩で往復したのだけれど、学校帰りでリュックが重かったこともあり、かなりバテた。