怒濤の師走

  • 卒論はどうにか無事に全員が書き上げることができ、ほっと一安心。12月に入ってからの3週間はかなり慌ただしかった。提出〆切の前日、研究室にエアコン工事が入ったりして、大パニック。
  • 12月15日(土)は東京でメル・プラッツの運営会議+忘年会。かなり濃密な議論ができたが、風邪気味で疲労困憊。17日(月)は都内で打ち合わせ。出張には違いないんだけど、ずいぶんと羽をのばすことができて、限りなく休暇に近い三日間。上京中に体力が回復。
  • 12月22日(土)はキャンパスプラザ京都にて、メル・プラッツの公開研究会。おかげさまで大盛況。黒上晴夫先生、本間直樹先生、鮫島京一先生、久保田賢一先生といった初対面の先生方、水越敏行先生上田信行先生、井上雅人さんといった久しぶりにお会いする先生方、遠方から駆けつけて下さった常連の方々、そして1週間ぶりの運営メンバー・・・といった具合に、実に幅広い顔ぶれ。研究会というよりはむしろ、シンポジウムに相当するボリュームで、濃密な話を聴くことができた反面、あまりにも詰め込み過ぎだったため、運営メンバーの僕でさえ食傷気味(この点について後日、水越敏行先生からお叱りを頂戴した)。懇親会も盛況で、会場近くの居酒屋を貸し切ったものの席が足りず、立食パーティ。駅ビル(伊勢丹)の居酒屋に移動した二次会で、ようやく一息。解散後、同じホテルに宿泊しているメンバー3名で、すかいらーくで午前2時まで雑談。なんかもう、すっかり修学旅行トークだった。
  • 12月23日(日)は午前中、京都精華大学の施設をお借りして、メル・プラッツの運営会議。前日の反省+来年の公開研究会とシンポジウムについて。その後、四条の町家にあるイタリアン・レストランでランチのフルコースを満喫。午後は京都国際マンガミュージアムを見学。館内には紙芝居屋のおじさんがいて、水飴を食べながら見たのだけれど、昭和10年に創作された「黄金バット」の紙芝居にテレビが出てくるのだそう。気になるなあ。詳しく調べてみたいけど、ネットでは案外、詳しいことが分からない。それはともかく、日本の近代史に取り組むうえで、紙芝居には役に立つトリビアが多そう。少し勉強してみようかなあ。


紙芝居―街角のメディア (歴史文化ライブラリー)

紙芝居―街角のメディア (歴史文化ライブラリー)

紙芝居昭和史 (岩波現代文庫)

紙芝居昭和史 (岩波現代文庫)

メディアとしての紙芝居 (日本児童文化史叢書)

メディアとしての紙芝居 (日本児童文化史叢書)

紙芝居と「不気味なもの」たちの近代 (越境する近代)

紙芝居と「不気味なもの」たちの近代 (越境する近代)