10月を振り返って

この春に福山に移ってから、ここ1ヶ月が最も慌ただしかった。学園祭と論文執筆が片付いて、今月は一息つけそう。

13日(土)は畏友の結婚式で上京。御茶ノ水の、山の上ホテル。素晴らしい式だった。しょっちゅう会っている顔ぶれに加えて、数年ぶりに再会した人も少なくなく、楽しい時間を過ごした。麹町で2次会、渋谷で3次会と続いて、解散したのは午前4時。この時期の東京は西日本よりも寒く、すっかり風邪をひいてしまって、ドンキで葛根湯を買ったんだけど、既に手遅れ。

翌14日(日)は昼ごろまで寝て、午後は谷中芸工展にあわせて個展を開催していた友人宅へ。ここでも偶然、知り合いに会い、お茶をいただきながら楽しく過ごした。

  http://www.yanakahotel.com/home/

20日(土)に再び上京し、メルプラッツの第3回公開研究会。以前にアナウンスした通り、林香里さんと下村健一さんをお招きして、「ジャーナリズムとメディアリテラシーの対話」というテーマ。お二人のプレゼンテーションは、それぞれの個性にもとづく研究/実践の報告で、聴き応えのある内容だった。そして、ジャーナリズムに関しては(思っていた通り)一家言ある参加者が多くて、ディスカッション〜飲み会がいい感じだった。詳しくは以下、見城武秀さんの報告をどうぞ。

  http://www.mellplatz.com/archive/071020.html

運営に関してはようやく要領を得てきて、リズムが出来てきたように思う。遠方から駆けつけているので、実働力になれなくて申し訳ないが。次回は福岡での開催なので、少しは役に立ちたい。

21日(日)は六本木へ。国立新美術館で「安齊重男の“私・写・録(パーソナル フォト アーカイブス)”1970-2006」を鑑賞。安斎のバーソナルフォトを、日本の現代美術のアーカイヴとして解釈する展示構成。圧巻だった。70、80年代の写真にも惹かれるのだけれど、ギンブラートあたりからの、(それ自体は体験していないけれど)懐かしい匂いのする写真の数々に目を奪われた。

  http://www.nact.jp/exhibition_special/2007/anzai/index.html

その次の週末は、既に書いたように学園祭。そしてこの週末は、1ヶ月ぶりに実家で過ごしている。平日は睡眠不足が続いていたので、たっぷり寝たい。